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mai 2006 (archive)

mai 20, 2006

Nancy Huston

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「天使の記憶」(ナンシー ヒューストン, Nancy Huston, 横川 晶子/新潮社2000)
映画にするとしたらエリック・ロメールかレオス・カラックスかパトリス・ルコントか。パリの左岸と右岸の2重生活をする主人公を通じて男と女の愛の深さ、さらにヨーロッパ民族が背負う重い歴史も紡がれた秀作。細かな地理も描かれているのでPARIS通の方は風景まで楽しめるかも。

mai 19, 2006

Steven Millhauser

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「マーティン・ドレスラーの夢」(スティーヴン ミルハウザー, Steven Millhauser, 柴田 元幸/白水社2002)
葉巻屋の坊主がホテルのベルボーイから立身出世していき、というアメリカの夢。
フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」を思い出したかと思えば、都市について、家庭、愛、結婚、人生の無常についてetc.心の中にいろんな種が蒔かれます。

mai 18, 2006

National Story Poject ;Paul Auster

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「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」(ポール・オースター, 柴田 元幸/新潮社2005)
ポール・オースターが編集した全米からの実話。2ページに満たず、読み出して1分を過ぎずに泣ける物語も。宝石箱というか、アソートされた巨大なチョコレートボックスというか。収められた篇の数だけ語り手が息づいている。「事実は小説よりも~」というノンフィクションの凄さ。

mai 17, 2006

Bernald Malamud

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「マラマッド短編集」(バーナード・マラマッド, 加島 祥造/新潮社1971 絶版)
すべて秀逸。「最初の七年」「魔法の樽」ほか通底するヒューマニズムはドストエフスキーをも彷彿とさせる。生の哀しみをユダヤ系アメリカ人の視点から問う名作。

mai 3, 2006

DUTCH LIGHT-HOLLANDS LICHT

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ドキュメンタリー「オランダの光(DUTCH LIGHT-HOLLANDS LICHT)」は、“オランダの光”がなぜ特別かを検証する美しいムービー。 写真や絵画に興味のあるひとには、おもしろいかも。

オランダはアムスしか知らないけど、 ベルリンともロンドンともちがう光と空気だった。 ベンチの隣では男が「マイ・ハッパ」を慣れた手つきで ブレンドし、ほの甘い香気を立ち上らせる。空中は微妙にピンク色の気分。。。

イチから(海面から)国をつくってしまった オランダの合理性と文化は非常に興味深いものがある。 ホームレスは存在しないようになってるとか。 オランダの社会民主主義、研究してみようかな。