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シーメンスは独の巨大企業なれど、思い切ってOKを出す広告の感度は高い。本作品は国際的な広告賞で評価され、結果はADC Europe (Nomination)、ADC Germany (Bronze)、ADC New York (Merit)、Cannes (Silver & Bronze)、Cresta (Finalist)、Montreux (Gold)、New York Festivals (Gold, Silver, Finalist)、One Show (Silver)etc.
The quitest vacuum cleaner in its class.techno power sound silence
その静寂を極める掃除機には私たちの技術が。siemens
と技術力をアピールする立派な企業広告。
#2.3Agency: Jung von Matt/Spree
Creative Director:Burkhart von Scheven
Creatives:David Mously, Mirko Stolz
#2*There are two small hands on the bottom of the yellow box. it's very hard to see.
#3*There is a front of a truck in the bottom right corner and another wheels in the bottom left corner.it's very hard to see.
前回につづき「わかるかな?」シリーズを2社から。
クリックで拡大しても#2と#3がわかりづらいのがタマにキズ。
一番上はKLMオランダ航空。アルファベットはよくある手法ですが。
コーポレートカラーのライトブルーが空、KLMが「飛んでる」こともウィットです。
下の2つはDHL。一見黄色のBOXしかないようですが、
どちらとも“No size limits. DHL”-サイズ無制限。DHL。-がメッセージ。
よーく見ると#2は巨大なYellow Boxを小さな手が持ち、
#3ではトラックが載せてるんですが。。。ちとわかりにくい?
この手の表現を削ぎ落としたミニマム・アートは
本来、千利休の時代から日本の美意識だったのに。。
今じゃ海外でしか見れない気がします。
ふと、Paul Reasの作品を思い出した。
誕生日のプレゼントに親族からもらった写真集「I CAN HELP」Manchester, Cornerhouse. 1988,
First Edition. (ISBN: 0948797061) Soft Cover, 34 photographs.では、郊外のふつうの人々の日常、
家族それぞれの生活の哀しみもクールに撮られていて、いつ見ても味がある。
そういえば家族の脆さと儚さをよく描いていた作家・小島信夫氏が亡くなった。久世光彦につづき、そういう世界を描けるひとが少なくなるのは淋しい。
東大本郷で打ち合わせ後、正門前の古本屋で司馬遼太郎「テムズ河紀行など」(NHK出版)を購入。
ロンドン、アムス、ライデンの写真がふんだんに出ている。
クロフネ以前の日本はオランダ経由で近代化したわけだけど、本書のテーマは「日本近代化のルート」で蘭学もそのひとつ。
オランダらしい逸話が紹介されていた-
スペインの侵略を退けた80年戦争の終わり、最後まで占領に苦しんだライデン市民が総結集してスペインを撃退したとき、王が「ごほうびに税金をタダにしようか?大学を建てようか?」と聞くと国民は「大学を建ててくれ」と。1575年のこと。
政治や教会に支配されないで、本当の自由を呼吸するには学問が必要だというお国柄。当時からヨーロッパで最も新しく、自由な民主主義国家だと言われる理由。
オランダの学生は本当によく勉強する。アムスの夜の底を一人で歩き回っていたときも、街の中心にあるアムステルダム大学や、アムステルダム自由大学から深夜、勉強道具を満載した自転車たちが次々と飛び出して来た。
日本の近代化がオランダ学、勝海舟なしには語れなかったことなどが氏の取材から改めて明らかになる好著。
Advertiser:dirol
Advertiser:tohato
Salzburg(ザルツブルグ)といえばモーツァルト。その彼がようこそ1791年に、とのたまう。はてさて。
こちらよく見ると蝋人形。miracle wax museum-マダムタッソー巨大マルチメディア館開館のおしらせ。
2,400 m² に張り巡らされた古の小道、77体の精巧な蝋人形が1791年のザルツブルグ&モーツァルトの世界を再現。館内音声ガイドはドイツ語、スペイン語、中国語、日本語までサポートするそうで。いやはや。混んでそう。
Agency:TBWA LONDON
“Good things come to those who wait” campaign
Agency:BBDO
© photo by chocochip , October 21 , 2006 , shimokitazawa ,tokyo
写真は江戸時代から“富士塚”と呼ばれていた世田谷区代沢2丁目森厳寺の敷地。
塚のふもとには古くから墓地があったそうで、1999年の地図にも示されてましたが。。
ホトケさん、大丈夫なんでしょうか?下北沢、いたるところで工事が増えそうです。
06.10.23追記
“ 何年か前、建設業者がマンションを建てるためにこのインディアンの塚を取り払おうと考えた。実際に作業は開始され、黄色いブルドーザーが腹をすかせた巨大な鳥のように塚に嘴を立てた。・・・そしてその黒いスープのなかにはあちこちに、人間の骨が浮いていた。・・・
その発見のあと、インディアンたちが遠い北の地方からサスピシャスリバーにやってきた。・・・彼らはブルドーザーの前で人間バリケードを作り、黒々と大きな文字で「静かに眠らせてやれ」と書かれている白い布を広げた。
・・・最高裁は、塚をもう一度元に戻すように命じた。そして、この一件は幕を閉じた。”-“Suspicious River”Laura Kasischke-
© photo by chocochip , October 21,2006 , shimokitazawa ,tokyo
知的好奇心を刺激してくれる『北沢川文化遺産保存の会』に2回目の参加。テーマは「銭湯を歩く(1)」。
児童文学作家きむらけん先生、テーマの企画者Oさんとご一緒させていただき、計4名で下北沢界隈の幻の河川を行脚。失われゆく銭湯と暗渠、街の形成を考察する。
途中、以前から気になっていた趣のある古い家が、実は昭和の文豪O氏が住んでいたことがある家(現在は全く関係のない方がお住まい)だと先生が教えてくださる。(ヒント:さすが武蔵野の風情)その昔、アカマツの森に囲まれていたというその家の周囲だけ、時間が切り取られたように風情が残っている。感動。
下北沢再開発が奪おうとするものははかり知れない。悪しき日本の文化。
終着駅「邪宗門」では疲れたからだを寄せ合いながら、マスター、奥様とともに銭湯の昔話、都内隠れ温泉情報など、貴重で興味深い知と戯れる。
Advertiser:SONY
(追記06.10.20)
日本では、この手の一大インスタレーションが行われることはほとんどありませんが、SONY UKは“Colour”をコンセプトに、鬼才Jonathan Glazer氏総指揮による大規模屋外プロジェクトを今夏から月イチベースで敢行。CMも映画も、曲が映像を規定していくということが本作でもわかります。さすがはMUSIC PVの巨匠。芸術がバクハツ中。
このキャンペーンのはじまりはご紹介済みですが、もっと見たい方はこちらを。
Director:Jonathan Glazer
The new Bravia TV commercial will be directed by award-winning director Jonathan Glazer, who is responsible for a dazzling array of original work in the fields of commercial, music video and film production.
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Advertiser:Dubai Autism Center
Copy: “Reach out to children with autism”
Art director: Yosef Khouwes
Copywriter: Bipin Jacob
Dubai Autism Center(ドバイ自閉症センター)の公共キャンペーン。“自閉症児に手をさしのべて”が実にシンプルに表現されてます。smart!
Dubai Autism Center(DAC)は2歳から16歳までの自閉症児をケアする目的でつくられた非営利団体。子供だけでなく大人も含め、世界で166人に1人といわれる“自閉症”は日本では誤解と偏見に満ち、正確に理解されてるとはいえないようです。
not mine.but..
前回の地デジの話のつづきです。
先日某電機メーカーで打合せの際、
「ネットの潮流とその先」の流れで
ヒソヒソと白熱しました。
確かに政府はCMで告知してます。
なんとなく見てるけど、でも自分たちを含めて
実はどうなるのか、よくわかってないよね、と。
これから新技術、新メディアも出てくるかもしれない、
TV、音楽、映像各社も積極的に提携するだろうし、
2011年までにネットとTVはもっと融合するだろうけど
政府のビジョンはよくわからない。
動画を見るどころか、PCを持っていない
世帯数だって驚くほど多い事実をどうするのかも。
天文学的な数字の国債の存在を無視して言うと
実は、
義務教育の給食費にも、
同じ「弱者キリステ」の問題が潜んでいると思うこのごろ。
学校に行って勉強するのを義務としたならば、
子供たちに給食を無償で提供してあげるのも
政府の義務ではないだろか?
今日も、いじめで子供が自殺したというニュースがありました。
いろいろないじめがあり、今回はちがうようだけど、
給食費が払えないことがいじめ→不登校→自殺の連鎖を
生んでしまう可能性だってアルノデス。
小さな“格差”のことも
新内閣は、よーく考えてもらいたい。
「美しい日本の私」とスピーチした川端康成は
今流行っている政治スローガンをどう思うだろう。
P.S.
オランダではホームレスはいないそうです。
最低所得者でも必ず家は持てる福祉の仕組みができてるから。
そのことはまた改めて書きますが。
以上ちいさなひとりごとでした。
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Advertiser:exit urban shoes/Agency: Ogilvy (Belgium)
Creative Director: Phil Van Duynen
The Idea: Phil Van Duynen
Photographer: Christopher Gilbert
欧州「exit」の広告は、スポーティでちょっとかわいいトーンの写真が「exit」を印象深くアピール。オチのスローガンはYou will estimate: the foot-wear, which will always find way out.(それは、一歩先ゆくフットウェア)で「out」ともカケてます。
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1934,Agency: SH Benson,Market: UK
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1957,Agency: SH Benson,Artist: A Games,Market: UK
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1958,Agency: SH Benson,Artist: Victoria Davidson,Market: UK
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1961,Agency: SH Benson,Artist: T Eckersley,Market: UK
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1992,Agency: Ogilvy & Mather,Market: UK
丸の内で打ち合わせがあったので、丸善本店アイルランドフェア(~10/8)をのぞきに。
本棚2つながら、ベケット、ジョイスはもちろん歴史、観光、生活、慣習モノなどなど。
(ここにもF.オコナーはいない。イェイツやケルトものも予想よりも品薄だった。。)
GUINNESS好きとしては、知っているのに、ついついオリジナルグラスの魔法解説も
読んでしまう。今宵は「物語アイルランドの歴史」(波多野裕造・中公新書)
をめくりながら雨音に耳を傾けることといたします。
GUINNESSのクラシックなポスターは味わいがあって癒されます。
© photo by chocochip , blackpool
フランク・オコナー「My Da」を読んでから、最後にアイリッシュ海を見た
Blackpoolの海岸を思い出して仕方がない。単純というか、バカというか(笑)
写真は10年前のBlackpool遊園地。吹きつける海風が肌寒く、
メランコリックなアイルランド民謡がかかってました。
以前、出張の際、京都百万遍・京大北門前の古本屋「吉岡書店」で購入した
「アイルランド文学史」(尾島庄太郎/鈴木弘 共著・北星堂)をていねいに
読み返してみると。教科書P124にオコナーの説明があったので引用します。
“オコナーの本領は短篇小説に発揮され、『争点』、『山りんごのジェリー』、 『三和音』など、多くの作品を発表。(中略)客観的な描写にすぐれ、人生にたいし、 チェーホフのような洞察力をもち、アイルランド人の悲喜哀歓の生活を、 ヒューマニストとしての愛情にみちた幻想のなかに包み込む。(中略) イェイツはこの短篇小説家の才能を高く評価し、「オコナーは、チェーホフが ロシヤのためにつくしていることを、アイルランドのためにしている」と称えた。”
出版社の皆様「F.オコナー短編集」つくってください。
え?売れないからダメ?