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©photo by chocochip
プラットフォームのベンチには、ぼくとそのひとしかいなかった。彼女はスカートをおさえて脚を組み、ブリーフケースと五線譜をひろげ音符をつけ始めた。左手には定規、右手には鉛筆が握られていた。貨物列車が通り過ぎるのを見つめながら、手紙を書くように空白を埋めていく。定規は熟練した職人工のように五線譜にあてられ、小節ができていく。音も人なり。聴いてみたかった。
author: chocochip date: 10.02.07 15:53 | permalink
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