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shuhei fujisawa #01

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怒涛のように藤沢周平を読了している。特に「蝉しぐれ」
「海鳴り」はドストエフスキー「罪と罰」のときのような余韻が。。。

藤沢作品の登場人物はいずれも藩命や陰謀、誤解や事件、事故、
許されぬ純愛など大きな運命に翻弄される日陰のひとびと。

若くして妻に先立たれる悲劇を心の奥底に宿している氏の、
人間へのやさしく、深い情感がどの作品からも香ってきます。

“そうしていがみ合ったり、笑ったりしながら生きて行くのが、
人間のしあわせというものではないだろうか。そういう平凡で、
さほどの面白味もない、時にはいらだたしいようなものが、
じつはしあわせというものの本当の中身なのではないだろうか。
とすれば家は、不完全ながらやはりしあわせの容れ物なのだ。
憎みもするが、和解もまたすばやくやってくる。
家の中の不しあわせというものは、高が知れている。”
-「海鳴り」藤沢周平-

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tb

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