金曜日。古書市のため夏休みを取る。おかげでクッツェーほか、掘り出し物が少々。(クッツェー「恥辱」は1日かけて読了)シカシ。上には上がいて目録などで取り寄せたであろう大物を誇らしげに脇に抱える輩もちらほらり。護国寺の某出版社員もすべての棚を脱穀機のようにさらっていく。雑踏に疲れ果て、本郷の森に。路地の奥深く分け入り、そよ風が吹きぬけるそば屋で飲むビールの侘び。このごろはなぜか味噌田楽が食べたくなる。焦げ目の多い昔ながらのそば屋のだし巻き玉子に、つるつるのそばが美味だった。亡き父はアレルギーのせいで、終生そばを食べれなかった。これは本郷好き・本好きの父に見せてあげる旅でもあるような。
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