昼。駒場の某洋食店。ときどきマスターと政治の話をするのだが、今日はピークの真っ只中。日経を読んで待っていると、結局、元通産官僚・現東大教授のおじさんと政治の話に。ポイントは(1)年金崩壊は証明された(2)民主党党首の主張も憲法違反の2点。
(1)は1面の年金納付、20代前半で実質26%・06年度社保庁まとめから。団塊ドットコムのひとたちの年金は最高。しかし若手~中年の老後は闇。「うちの30の息子もそうだけど、あんたも将来年金ないよ」と言って笑う。「もう海外移住しかないな」(元官僚も日本を見捨ててどうする)南米駐在も経験したらしい氏が「日本はこれから放漫政治のツケが回り、かつて猛インフレで政治が崩壊したアルゼンチンのようになるよ」と。課題図書は「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」。日本の国債の評価が今以上に下がったら本当にアウト。
(2)は3面の小さな表から。小沢代表の「武力行使を含んでも憲法理念にかなう」の弁。民主党に投票した人もびっくりするにちがいない。最高裁も自民党体制になって違憲判決を出さなくなった今、このブログでも前から書いてるように与野党が違憲発言してもマスコミは叩かない。小さな表に小さな文字で紹介するだけ。。「あんたヤバイよ日本、どうするよ」おじさんの声が生々しい。どうするよって、あんた。。。
あと、個人的に恐ろしく感じるのが、75歳以上の年金生活者から医療費を追加天引きするという酷策。地デジ放送開始とともに貧者・老人・福祉切捨てがますます加速するだろう。先日も切迫流産のたらいまわしで妊婦が亡くなった。医師不足+福祉の砂漠化。この閉塞感・不安感はやがて蔓延し、国債への格付け低下を生み、おじさんの言うように破滅に向かう道が見えてくる。怠慢公務員のリストラと採用の年齢制限を撤廃し、民間→公務員の流動化を図ったらどうか。今の日本。大昔のロシアにも近い気もしてきた。
“日本が現在置かれている状況は、これまでの経済学economicsの教科書にはないものです。先進国といわれる国でこのような状態に陥った国は、歴史上例がありません。とはいえ、日本が抱えている問題は経済問題ではなく、政治問題なのです”前FRB議長Paul Volcker氏
“国家破産、預金封鎖、国民資産凍結、もうその日は、目前に迫っている。2002年4月20日、アルゼンチンはデフォールトした。バンク・ホリデーが実施され、外貨(ドル)預金は強制的にペソに換えられた。構造改革はかけ声だけ、株価は下げ止まらず、失業者は街にあふれている。すでに、日本はアルゼンチン状態にある”「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」