構内で打ち合わせ後、『鳥のビオソフィア-山階コレクションへの誘い』展に。偶然にも、企画者の西野嘉章教授が元総長Y氏に企画趣旨を説明される場に居合わせることができ、深遠な学問の世界を元総長とともに拝聴。お付きの方に「あなたは実に幸運ですよ」と耳打ちされる。
ちなみに礼宮様が勤めていたことでも知られる山階(やましな)鳥類研究所のコレクションは、民間でお披露目されることはめったにない。西野教授と秋篠宮殿下とのやりとりのエピソードや、山階鳥類研究所の内実、展示の苦労話もだが、鳥がデザイン界、産業界におよぼした影響、なぜ皇室は動植物の研究を行うのか、その歴史的意義、Alice in Wonderlandに出てくるドードーの展示等々、断片であっても知の深遠を垣間見れた。美術史・博物学も実におもしろい。
個人的には西野教授個人蔵のダダイズムの創始者・フランス人詩人トリスタン・ツァラ+ハンス・アルプによる古詩本は見事で(画像がなく残念)、ツァラの詩とアルプの抽象画が織りなす小宇宙は見開きごとに藝術的。カタログもなく撮影禁止なので脳裏に焼き付けた。入館無料。18日まで。
追記(5/15):
※剥製・仮剥製が多数陳列されています。トラウマ等過敏な方は厳しいかもしれません。
※参考:「入館無料」に関して西野教授が博物館と文化行政を語る記事