
なじみの店がなくなるときにも、虫の知らせは働くらしい。
先日の昼、曳かれるように立ち寄ると、今月末の閉店を知らされた。
創業45年の人情派鮮魚割烹。板長は最近最愛のひとを亡くしたばかり。
クライアントや、スタッフや、友人や、家族とのれんをくぐり幾星霜。
毎年誘われていた破竹掘りは、とうとう行けずじまい。
かわりに自ら掘った筍の料理をふるまってくれた。
一度TVが嗅ぎつけ、とんでもない目に遭ったと嘆く彼の気持ちを汲み、
あえてここでは書かないが、もうあと3日。
家族ぐるみの店はもうひとつの実家のよう。どうもありがとう。
今は、末っ子が独立する日を愉しみに。お元気で。