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昨年感想を書いておいた「小さな町で」(Charles-Louis Philippeシャルル=ルイ・フィリップ /みすず書房)を、先日、三省堂書店本店・映画「私は猫ストーカー」フェア売場で見かけた。いい本が共感されるのは嬉しいので、以下再掲載。。ちなみにトークショー「映画と猫と古本と」は7/1(水)18:30~@三省堂書店本店(要予約)。
読み終えるのが名残り惜しい本というのがたまにある。「小さな町で」(Charles-Louis Philippeシャルル=ルイ・フィリップ /みすず書房)もそんな一冊である。いつぞや古書猫額洞で発掘したもの。作者の実家がある、パリ郊外の小さな村が舞台の短編集。山田稔氏の訳がまた秀逸。(他作品)惨めな人生とその中のささやかな悦びを描く点ではマラマッドにも近い。
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What Men Live By by Leo Tolstoy
トルストイ「人はなんで生きるか」(岩波書店)。沁みる。特に表題作。信仰深かった祖母のお導きか。読了後、うれしいことがつづく。ありがたい。人様に感謝。政治家の方々に読んで欲しい。
“死ぬも生きるもみんな神さまのお心だ。「ニ老人」”
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by milton glaser, pushpin studio
ひさしぶりに渚十吾氏の音楽茶話会echo mountain parlorへ。懐かしい顔ぶれ。元スタッフの一人は世界中を廻る船旅に出ていた。エジプトからの便りを見せてもらう。「海の色が5回変わった」という表現がリアルでよかった。道中の無事を祈る。
今回のゲストはdisk unionミュージック・マスター川田氏。渚氏とセレクトしたメニュは「通」の世界。下北沢「stories」マスターと常連の業界関係の方々がさらに後光を放つ。(かつての上司に瓜二つの方が。何度もお顔を確認してしまった)
個人的に興味深かったのはTownes Van Zandt「 The Late Great Townnes Van Zandt」のジャケである。静謐な構成美。ナカ面は(写真中・光ってわかりにくいが)一面スミ・ニス引き。孤高のデザイン。ただならぬオーラ。クレジットに目を凝らして驚いた。巨匠pushpin studioのmilton glaser(ミルトン・グレイザー:最下Bob Dylanのポスターでおわかりいただけるか)の手によるもの。選者が「通」だと、いいものに出会える。
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campaign of movie:byougakudou @sanseidou book store,jinbouchou,tokyo
仕事で移動の途中、ぶらりと三省堂書店本店に。映画「私は猫ストーカー」タイアップフェアの初日。「古書 猫額洞」のCoco嬢とStue氏にお会いする。大手書店のメイン動線に古書店出張所。画期的ではないだろうか。おめでとうございます。
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Damien Hirst: Life Without You, 1991 / Photograph: Tate
contemporary British art at Tate Britain / guardian.co.uk
Jugo Nagisa’s ‘echo mountain parlor vol.26’:6/27(sat) 16:00-@rain on the roof,sangenjyaya,tokyo
for all happy daughters
Elvis Costello
近所散歩の途中、立寄ったのが「画廊 珈琲 Zaroff」。五差路に舳先を向ける小さな黒船の如し。入口の扉には「美」の文字。店内の隅々に店主のこだわりが。書棚にはコアな哲学・藝術本。瀧口修造の作品集などを見ながら憩う。お誘いを受け2階のギャラリーも拝見。こじんまりとした静謐な空間。月に一度、蓄音機による音楽鑑賞会(予約制:1,000円)が開かれているとのこと。
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guardian.co.uk
Tinsley Towers power station, Sheffield. Photograph: Martin Jenkinson/Alamy
i met an old lady in the park.we talked about various things.
日曜の夕暮れ。緑を見に近所の辻公園に行った。多くの親子が遊んでいた。ベンチからぼうっと見ていると、隣に座るおばあちゃんが声をかけてきた。小ぎれいな格好をしている。老人どうしで身の上話。彼女は地元生まれ。91だと言う。娘と暮らしているが多忙で家にいないので、ひとりぼっちだと。友達もみんないなくなってしまった。淋しくて虚しくてたまらない。早くお迎えが来ないかなあ、とのたまう。子も孫もいて幸せじゃないかとなだめると、そうか、そうかもですねえ、とうつむく。自分の亡きばあちゃんにも少し似ている。またここで逢ったら、お話ししましょうと申し上げた。短い時間で、ぼくたちはいろんなことを話した。ぼくたちは日本を外側から論じ合った。
“誰だって病気になりうる。そもそも自殺者が毎年3万人もいるような日本は、全体が病魔に覆われているともいえるのではないか”(映画監督・想田和弘氏/日経新聞09.6.8)