「進々堂」は、洛東、百万遍の古本街沿い。Nefle色(濃いマロン色)の木のテーブルが広々と並ぶ古風な店は昭和5年創業。パリの裏町にある“カフェ・ソシエテ”を再現したという創始者の言葉どおりの、独特の佇まい。壁にワーズワースの「虹」がかかっているのは、ヨーロッパ教養主義のあらわれとか。“リベラル学派”京大のお膝元らしい。
“Rainbow”
My heart leaps up when I behold
A rainbow in the sky:
So was it when my life began,
So is it now I am a man,
So be it when I shall grow old,
Or let me die!
“虹”
天空に虹を眺むるとき
わが心は弾む
生を受けてから今もなお、
年老いてもそのように、
さもなければわれに死を!